地球上に最初に登場した原始的な生物の構造は、「口」と「肛門」ができたことが始まりでした。
栄養を摂取するために「口」ができ、「肛門」ができた。
そして栄養を摂取するために「口」側の方に進んでいく移動能力を得た。
それが「頭側」と「尾っぽ側」という構造を作ることになった。
✔︎体の「向き」
✔︎体の「向かう方向」
これが生物にとって、生存のために大切なものなのです。
生物はさらに進化し、今の私たち「人間」にも進化してきた訳ですが、その過程で、
目、鼻、口などの重要な感覚器官を体の前側に位置させるようになりました。
生存のため、自分の前方の状況を把握するためです。
前に向かって動くことを最適化した結果、
✔︎立ち上がる
✔︎歩く
✔︎走る
どれをとっても、体が前に向かう動きになっています。
横や後ろに体が向かうように最適化された動きではありません。
✔︎立ち上がる
✔︎歩く
✔︎走る
これらの動作は、「座ること」の延長線上にある動作です。
そのため、座っていても体が「前に向かうこと」が大切なのです。