自然に立った時に、両手が開いている方がいます。
ちょっと言い方が悪くて失礼なんですが、ペンギンのようだなと感じます。
なぜ手が開くのか? これ、手でバランスを取っているということの現れなんです。
サーカスの綱渡りをイメージしてみて下さい。手を開いていると思います。
このように、人間はバランスを最大に強調したい時、自然と手を開いてバランスを取るのに使います。
普通に立っているのにこういう手の使い方になっているということは、立つ時に上手くバランスが取れていないことの裏返しなのです。
手を開くというのは「手を持ち上げている」ことになりますが、この時、手〜肩〜首の筋肉が緊張します。 なぜならこれらの筋肉は構造的に繋がっているからです。さらにこういう方は、座る時に手で体を支えている方がほとんどです。
当院での施術が進み、体の土台がしっかりしてくると、手を開いてバランスを取る必要が無くなり、肩まわりの筋肉を固める必要が無くなるので、肩こりが改善する方が多いのです。
じっと立っている時、あなたも手が開いていませんか?
是非、確認してみて下さい。